福島県いわき市でオーガニックコットンを栽培するプロジェクト。
NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパンが主催になり、天ぷら油などの廃油で走るバスで行く「天ぷらバスボランティアチーム」で、東京からいわきへボランティアツアーを行なっている。
放射線量に関しては独自に現地調査を行い、特定の地域に注意すれば東京と変らない数値が出ていることがわかったあとツアーの募集を始めたとのこと。またいまだ福島産の農産物に対する不信が強いため、食用の農産物でなく衣料などで使うコットンを選択したらしい。
通常コットンの栽培には大量の化学肥料と農薬が使われていると言われている。世界の綿花畑は全耕地の5%だが、農薬に関しては世界の使用料の25%が使われていると言われている。そんな意味でもオーガニックコットンの生産は、地元にとっても有効な農産物であると言えます。
オーガニックコットンの生産で、少しでも街の活性化につながれば。また現地に行くことで自分の目で被災地をみて、また現地の人の話を聞くことで、震災の被害を実感できると思います。
現在まで2回のツアーが行われているようだが、6月以降もツアーが企画されています。興味のある方はぜひ。