昨年の8/15福島市四季の里で行われたフェスティバルフクシマが、今年も8/15から様々な形のイベントで開催されます。
今年のテーマは「旗」。タイトルは『Flags Across Borders』(旗は境界を越えて)。
まず8/15はオープニングとして、昨年四季の里に敷かれた風呂敷を裁断し旗を作成。1000人以上の人がこの旗を持って福島市内を埋め尽くす予定です。また昨年も行われた、音の出るものさえもってくればだれでも参加できる「オーケストラフクシマ」を今年も開催!去年一番しびれたコンテンツのひとつ、楽しみです。
今年は見るフェスティバルではなく、誰もが参加でき、会場にいるみなが出演者、そんなフェスティバルを考えています・・とのこと。
また8/15〜26の間、「世界同時多発フェスティバル」として、Fukushima!をテーマに世界中でイベントが開催されます。それは大きなイベントからライブハウスやクラブのイベント、身内だけのささやかなパーティまで形式は様々。自分たちで作った旗を掲げて、福島について考え感じていこうというもの。公式ホームページではそれらをつなぐ仕組みも用意されてるのことです。
あなたの近くでもイベントは開催されているかもしれません。機会みつけてのぞきに行ってみて下さい。
>> フェスティバルFUKUSHIMA! 世界同時多発イベント一覧
今年は主催の大友良英さんらしい即興性のあるイベント。そこから何が生まれるか未知数ですが、想像もできない大きなみなさんの福島への想いが立ち上がるかも知れません。
プロジェクトFUKUSHIMA!宣言 抜粋
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地震や津波の被害のみならず、解決の見通しの立たない原子力発電所を抱える現在の福島では、フェスティバルどころではない、という意見もあるかもしれません。
それでも、いやそんな時だからこそ、現実とどう向き合うかという視点と方向性を人々に示唆する力を秘めている音楽や詩やアートが必要だと、わたしたちは信じています。
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「そんな時だからこそ・・・音楽や詩やアートが必要だ」という言葉にとても共感します。
福島について考え続けるために大切な事だと思います。