4月30日、東北へ。
震災後、石巻より北へは行ってなかったので
一度見ておきたく訪問した。
↑大船渡 神社のある小山の上から
急ぎ足でしたが大船渡から沿岸地区にでて南下して行きました。
↑陸前高田 高田高校
↑陸前高田駅 かろうじてホームは残っているが駅舎などすべて無くなっている。
↑陸前高田 広範囲で津波にやらている。被害がとも大きい。
↑陸前高田沿岸部 大量の瓦礫が山のようにつまれている。
↑気仙沼湾岸部
↑歌津付近 海沿いの道路が橋桁だけになっている
↑南三陸沿岸部
どこもとても被害が大きい。想像していたよりもとても広範囲だ。
瓦礫は分類され集められているが、どこでも山積みになっている。
とんでもない量だ。
瓦礫は普通の土の山とは違う。
一年経ったいまでも生活の空気を残していて、
何か悲しいエネルギーを放出してきている感じがして、
見ているだけで気分が落ちる。
せめて瓦礫の撤去だけでも早急に必要だと強く感じた。
直接津波の被害に合っている場所は、
瓦礫の整理は行われているものの、
その後の建て直しや開発は進んでいないように感じた。
またいつ津波が来るかわからない場所で
生活をはじめることにはもちろん躊躇するであろう。
国や行政の復興開発方針が決まらないことにより、
新しく店舗や工場を建てることができないとよく聞く。
建物の基礎だけが残った空き地が広がっている。
まだ何も元に戻っていない。
国や行政の対応の遅れを強く感じる。
それでも少しずつだが人々が立ち上がっている雰囲気も感じる。
コンテナやプレハブなどの仮店舗での営業もあちこちで始まっている。
まだまだ以前の生活の何百分の一かもしれないが、
それでもまた小さな芽がたくさん生まれている気がした。
でも、繰り返しになるが本当にまだ何も元に戻っていない。
「時間が掛かるよね」とかで済ます話ではないと感じた。